2013年03月12日

僕がUSCPA取得を決意するまで3

僕がUSCPA取得を決意するまで、前回は留学開始と同時に絶望にぶち当たった話を書いてきました。今回は、会計の講義での話を書いていきたいと思います。

<エピソード3>

〜会計学と偶然の出会い:留学編2〜

僕は今思うと、本当に偶然、会計学に留学先で出会いました。キッカケは、留学を開始した際、とりあえず食わず嫌いは良くないと言うことで様々な講義の1回目の講義に参加したのです。その中の一つに「財務会計基礎1」がありました。

正直、最初に講義を聞いた瞬間から、教授は早口で何言っているかさっぱり分からないし、専門用語は全く分からないし、会計のルールも詳しく知らなかったので、絶対にこの講義は受講しないと思っていました(ただ留学当初でチキンだったので、講義を途中で抜けることもできず、教室の後ろの方でぼんやりとしていました笑)。ただ予想外なことに、1回目の講義の最後にグループワークがあり、少人数で自己紹介などをさせられたのです。

あれは拷問でした。親切な外国人(というかネイティブ)が「君はこのグループに入れよ。」とグループに入れてくれたところまでは良かったのですが、講義もほとんど聞き取れなかった上に会計もほとんど知らない、ましてや前回の記事の通り僕の英語力は最下層だったので、話すこともほとんどなく終わりました。ただ自己紹介で「日本から来ました、ないすとぅーみーちゅー」みたいなことを言ってごまかしました。

その講義の後、さっさと帰って他に取る講義でも考えようと思ったのですが、グループに入れてくれた外国人が、日本が好きだから友達になってくれということであっさりと友達になりました(こういう日本が異様に好きな外国人は意外に多いです。日本人で良かったと思える瞬間です)。その彼の衝撃の発言が「さっきのクラスは面白そうだ。一緒に受講しようぜ。」でした。内心、非常に嫌で仕方なかったのですが(笑)、Noと言えない日本人なので満面の笑みを顔に貼り付けて「OK」と答えました。これが、僕の会計学との出会いです。

<拷問開始>

その講義の受講を開始してから、僕の拷問も始まりました。まず、単語の意味が分からない。Accounts receivable, Accounts payable, Depreciation, Revenue, Unearned income, Asset, Liability, Equity, and so on…そして、単語の意味を調べて見ると今度は、売掛金、買掛金、減価償却、などなど、日本語で聞いても意味がわからないことばかり。

今考えると、あの状況が逆に強制的に英語で専門用語の定義を知る訓練、例えばDepreciationの意味を英語で知る訓練になったので非常によかったのですが、本当に良く耐えることができたな、と思います。1ページを読むのに何回電子辞書をひいたか分かりません。意味の分からないものについてはとにかく仕訳ごと丸暗記しました。すると、少しずつですが理解できるようになっていったのです。

<会計学での成果>

これまでの経験では、英語そのものを勉強することがあっても、英語で何かを勉強する機会がありませんでした。それはそうです。日本では、「英語」という科目があるのですから。その為、当時の経験は僕にとっては非常にキツいものでした。あまりの分からなさに、何度文房具に八つ当たりしたかわかりません。

しかし、会計というのはある程度ルールで決まっていますから、正解が分かるようになります。例えば算数は世界共通のようなものです。1+1が世界共通で2のように、会計にも同じような法則があります。そこを少しずつ暗記することによって、僕の成績は少しずつアップしていきました。

少しでも分かるようになると、今度は逆に忘れるのが怖くて、復習を何度も行いました。それでも新しい分野が始まると講義についていけなくなるのが怖くて、予習を何度も行いました。その結果、中間のテストでクラス1位の成績を取ることができたのです。今思うと内容は簿記3級レベルだったような気がしますが、心から喜んだのを覚えています(正直に言うと、100点満点中98点が2人で最高得点と発表されました。僕は98点だったので、2人が同時で1位ということになります)。

そのテスト結果発表の後、僕の人生に転機が訪れます。先述した外国人の友人が、僕にある一言を言ったのです。それは「よくそんなに高い点数が取れるね。まだまだ分かんない所も多いから、僕に勉強を教えてよ。」というものでした。英語がネイティブの友人に、日本人の僕が英語で会計を教える?一体どうなっているんだ?僕は混乱しました。この発言が、僕がUSCPAを目指すキッカケになりました。

次回は、この経験から僕がUSCPAを取得しようと思ったことについて書いていきたいと思います。

次の記事:僕がUSCPA取得を決意した理由その4

ではでは

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posted by 鈴木明 at 21:03 | [USCPA取得を決意するまで] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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