2013年03月21日

USCPAは転職に有利か2

今回は、USCPA受験者が目指すものの一つであろう、転職について書きたいと思います。USCPAを目指す理由は人それぞれと思いますが、転職してキャリアアップを図りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。そこでUSCPAと転職について、実際に全科目合格後に転職を行なった僕の考えを書きたいと思います。

<結論>

いきなり結論から書きます。今回は前回の「USPCAは転職に有利か1」を踏まえた上での僕の経験からの話です。

有利です。

まぁ前回の記事でも書いていますが、財務経理など会計に関する業務に近ければ近いほど有利になると言って間違いないと思います。僕はUSCPA取得前から少しずつ転職活動を行なっていたのですが、USCPAに全科目合格してから、一瞬で転職が決まりました。今は新しい環境で、以前とは比べ物にならないくらい楽しく働いています。仕事が充実しているとはこういうことか、と思える位です。

転職活動を通して、世界に展開している日本の大企業から複数の内定を頂けたのは特に驚きでした。それぞれ業界トップシェアの企業でした。ポジションは、「将来的に海外子会社の財務責任者を目指すポジション」だったのですが、やはり日系企業では会計分野を英語でできるような人はまだまだ貴重なことを転職活動を通して知ることができました。

ただ、僕の目標は会社全般のお金の流れを把握したいということだったので、最終的にはベンチャー企業の経理職に転職しました。正直に言ってしまうと上記の複数の企業とギリギリまで迷いましたが、福利厚生や給料では替えられないものがあると信じて、今の企業にしました。結果は、僕の決断とは思えないほどの大正解でした。

僕は転職活動を通して、大企業、ベンチャー企業を問わず良いお返事を頂くことが出来ました。そのことから僕が得た結論は、USCPAには需要がある、つまり転職には有利だと思います。

ただ、注意点もあります。求める人材として経験を積んだ人を求める企業には、USCPAを持っているだけでは転職できないと言うことです。例えば総合商社などは、経理分野の経験が8年程度必要ということで、まだ経験年数が数年の僕は全て書類でサヨナラでした。無念

<監査法人、税理士法人の転職について>

USCPAを取得する目標として、監査法人などに入りたいという人もいるかもしれません。僕の感想では、こちらも経験があれば有利になると思います。例えば監査法人では、USCPAに対しては金融監査という部門の応募が多かったのですが、こちらは金融機関に勤めながらUSCPAを取得した人などは転職に有利だと思います。僕はこれまでの経験は全く畑違いでしたが、最終面接でサヨナラしました。また、税理士法人のほうですが、こちらは移転価格税制部門やアドバイザリー部門などの分野の求人が多いです。僕も応募しましたが、税理士の科目合格が1つや2つでもあれば相当有利になると感じました。ちなみにこちらも最終面接でサヨナラしました。無念。

僕の場合、監査法人と税理士法人は全滅でした。今でも税理士の科目合格後に税理士法人に転職しようかと迷うこともありますが、今の環境も相当貴重なので、とにかく仕事に取り組みながらも考える姿勢は貫こうと思っています。ただ結果だけを見ると、前職よりは相当良い待遇で転職活動を終えることが出来た、と僕は思っています。

状況が変わりました。今は監査法人で働いております。

最後に注意点ですが、USCPAが転職に有利になるかは、もちろんその人の背景や年齢などによっても変わると思います。僕の場合は、経理職2年弱プラスUSCPAでした。すでに経験を5年程積んでいるかたがUSCPAを取得すれば、また違った転職結果を得ることが出来ると思います。ただ、どんな経験を持っているのであれ、会計に関する分野で活躍したいと思う人にとって、有利になるのは間違いないと思います。今は勉強中で、取得して意味があるのかな、と不安になる人は、面接官になったつもりで下記2人の人物比較を行なってください。

Aさん
○○才。経験:経理○年

Bさん
○○才。経験:経理○年。USCPA全科目合格

2人の人物が同じ年齢、同じ経験、同じような印象であれば、僕が面接官なら間違いなくBさんを取ります。僕が転職時に内定を頂いた複数の企業からの評価には、必ずUSCPA全科目合格が入っていました。USCPA取得に付随して、向上心や幅広い知識、英語力を汲み取って頂くことができたようです。中には露骨に「英語と会計ができる人材が本当に欲しい」と言われたこともありました。

以上が転職活動を通して、USCPAが有利になると考えた話です。今勉強中の方は、「勉強したことがキャリアアップにつながる」と自信を持って勉強してください。

ではでは

<関係ない話>
内定が数社でた後に現在の1社の内定通知を承諾し、転職活動を終了しようとした際、内定先以外の転職エージェントから世界最強のコンサルタント会社を紹介されて、「お!」と思いよくみてみると、経理職での応募で「あ、コンサルじゃないのね」と何とも言えない気持ちになったことがあります。やはりコンサルティングファームで働くなら、コンサルタント職がよいですよね。会社名が入っているだけで名刺は強そうですが(笑)。

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posted by 鈴木明 at 08:22 | [USCPAと転職について] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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