2013年05月17日

USCPAは業務に活かせるか

今回は、USCPAは業務に活かせるのかということを書きたいと思います。資格試験を勉強する人にとって重要となるのが、その目指す資格が自分の業務に活かすことが出来るのかということだと思います。(資格を集めるために資格を勉強している人には今回の記事は当てはまらないと思います。僕はそのようなことを決して悪いことだとは思いません)

結論からいうと、会計に近い業務であるほど、また海外とやり取りが多い会社ほど、業務に活かせる可能性が高くなるということです。また、管理職であれば常識として知っていれば強い知識を身につけることができます。

これは資格の特性を考えたら当たり前のことですね。それとは違って、人事であったり、営業であったり、エンジニアであったりする方は、会計に関係する職業に転職したいと思った際に、知識面でのアピールにしない限り、USCPAを活かすことは難しいと思います。

<業務で活かす経験>

具体的に、僕が実務でUSCPAの知識を活かすことが出来た話をします。僕が新入社員として入った会社は、世界中で製品を売り、子会社が世界中にある、世間では大企業と呼ばれる企業でした。

僕が入社1年目の際、海外子会社の財務部員を日本にある本社に招いて、会計業務の流れの確認や、連結会計システムに対する疑問点の解消などを行うという業務がありました。実は日本にあるグローバル企業というのは、製品がたまたま海外でも売れているという理由だけで世界に子会社をおいているだけのものもあり、管理部門にはまだまだ英語が出来る人材が少ないという状態も多いようです(少なくとも僕が入社した会社はそうでしたし、求人や転職を通してそのような感想を持ちました)。

実際、子会社の外国人が来者した際も、本社から英語が出来る人があまりにもいないので、入社1年目の僕も子会社の社員との会議の通訳として駆り出されました。

当時、僕が合格していた科目はFARとBECの2科目でしたが、海外子会社の従業員とも非常にスムーズに話ができました。英語が少し出来るということもあると思いますが、何より会計というものを英語で理解している点がコミュニケーションの大きな潤滑油となったと思います。

英語も会計も同じ共通語なので、お互いが理解していれば話が伝わりやすいのです。逆に、ただ英語ができるということで通訳に呼ばれた帰国子女の方は、会計用語や会計のルールを知らないということで、相手の人が話す単語や意味をほとんど理解できていなかったように思います。これは、僕がなぜUSCPAを目指したかの仮定を証明しているような出来事でした。

当時の僕は、会計業務の実務をそこまで理解していなかったので、より理解している先輩の話を聞いて、海外子会社の方々に先輩から聞いた話を通訳するという役割しか担えませんでしたが、実務を積むことによって、会計を土台にして世界と勝負することが出来ると感じることが出来ました(そのために、たくさんの実務を積むことができるベンチャー企業に転職しました)。

もちろん、これだけではUSCPAが実務に活かせるということにはならないかも知れませんが、英文会計を出来ないと、会計を土台にして世界で戦うことは全く出来ないことも事実だと思います。よく、英語が出来る前に仕事が出来なければ意味がないと言いますが、僕の意見としては、日本語で仕事が出来る人が、全てを英語で任された際に同じことができるはずが無いということです。

僕もまだまだ仕事が出来る社会人ではありません。ベンチャーに転職して痛感しています。ただ、仕事に集中しすぎるあまり、地道に鍛えるべきものを見失うこともしたくありません。その先に有るのは、普通のサラリーマンだと思うからです。英語で会計をしっかり勉強して、いずれ、世界をまたにかける人間になりたいと思います。

追記:この記事をアップしてから時間が立ちましたが、やはり財務部や経理部に近い仕事をしているとUSCPAは業務に活かせると考えています。

ではでは。


posted by 鈴木明 at 08:06 | [USCPA情報あれこれ] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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