2014年08月27日

簡単な科目

今回はこのブログにたどり着いてくれた方の検索ワードに、「USCPA 簡単な科目」とあったので、それについて少し書いていきたいと思います。

結論からいきますと、人によります、となってしまうのですが、そんなことなら誰でも分かるよ!となってしまいますので、個人的に受験を通して考えたことで分類してみます。

<FARを簡単と思う人>

当たり前ですが会計に関する学部の人であればFARが一番簡単と思うのではないでしょうか。僕はカナダで数ヶ月、財務会計の基礎を勉強しましたが、USCPAのFARの知識には全然足りていませんでした。4年間会計学をやってきた人は、FARのレベルまで勉強していると思います。

また、簿記検定の1級まで取得している人は、FARのレベルでも英語が読めるようになれば簡単だと感じると思います。つまり、日本語での簿記や会計のバックグラウンドがある人はFARを簡単な科目と思う人の可能性があります。

<BECを簡単と思う人>

経済学部、経営学部卒業の人、またはそれらに関する講義を大学でたくさん取得した人が、BECが簡単な科目だと思うのではないでしょうか。僕は大学時代、ほとんど経済や経営に関係ない学部でしたが、経済学、経営学の本は自分で勝手に読んでいましたので、ある程度理解は早かったように思います。

また、簿記1級や2級を持っている人はこの科目に対して簡単な印象を受けるのではないでしょうか。僕もUSCPA合格後に簿記2級を取得しましたが、工業簿記の分野がBECの管理会計の一部分と非常に重複している印象を受けました。経済、経営の知識や工業簿記・管理会計のバッググラウンドを持つ人は、BECを簡単と感じるかもしれません。

<AUDを簡単と思う人>

英語(Reading)が出来ればAUDが簡単と感じるかもしれません。なぜならAUDには独特な表現が多く、複雑な英語をすらすらと理解できる人は時間的に余裕ができるからです。さらに計算問題などではなく、文章の意味合いを汲み取って、何が正しくて何が間違っているかを判断する必要あるため、Reading能力が高い人が有利です。

監査にはステップがあるのですが、「このステップで重要なのは○○」と瞬時に分かるレベルまで英文を理解できる人は、AUDが一番簡単と思うのではないでしょうか。更に付け加えて、本を良く読む人、日本で言う文系の人も文書を読み取る能力が高いので、AUDを得意とする人が多いかもしれません。

<REGを簡単と思う人>

暗記・忍耐が得意な人です。この能力の重要性は全部の科目に当てはまると思いますが、REGは特に暗記することが多い上に、日本では役に立ちにくいことばかりなので、一気に覚えて一気に忘れるのが得意な人は短期決戦、コツコツ覚える人は長期決戦になります。

どちらにしても計算と合わせて暗記力が大事になってきますので、暗記が得意な人は簡単と感じるのではないでしょうか。あとは法学部の人で商法関係を勉強した人などは、比較的取り組みやすいかもしれません。

以上です。ちなみに僕が一番簡単だと思ったのはAUDです。英語のReadingに関しては日本にいる間にも英語の本も何十冊も読みましたし、学術的な文章の音読も数千回以上行ったバックグラウンドが良かったのかもしれません。TOEFLもReadingセクションのみほぼ満点で、Readingのおかげで留学もいくことができたくらい英語はReadingのみ得意です。

そのため、AUDは非常に早く深く理解できました。また、当時の業務で監査法人対応があったので、彼らの行動を理解しようとする意欲が高かったのもポイントかもしれません。

当然ながら、上記に当てはまらない人も、一旦勉強すれば必ずどこかの科目で得意、不得意がでてくると思います。USCPAは時間と労力をかければ必ず理解できるようになっている試験ですので、あきらめないことが最重要です。たとえ不得意と感じても、絶対にいずれ合格と信じて頑張ってください。

ではでは


posted by 鈴木明 at 08:27 | [USCPA情報あれこれ] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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