2015年01月15日

サブプライム問題

実は長年何となく知っていたふりをしてごまかしていたことがあります。それが数年前に発生した金融危機のことです。今回、少し勉強する機会があったので、ついでに調べてまとめてみることにしました。

まぁ素人がまとめたものなので、思いっきり間違っているかもしれませんが、そのあたりはご了承ください。

<サブプライム問題について>

サブプライム問題について話す際に必ず出てくるのが、サブプライムローンのことです。ではそのサブプライムローンってなんですか、ということになるのですが、これは「プライムローン」というものから考えるとわかりやすいです。

「プライムローン」とは、まぁ普通のローンみたいなものですね。日本では何年もコツコツ真面目に働いてきた人や、公務員などが銀行からお金を借りて家を購入します。このように「プライム」つまり優良な人たちに向けたローンをプライムローンといいます。

では「プライムローン」に「サブ」をつけた「サブプライムローン」ですが、こちらはサブがついているのでわかりやすいですが、そこまで優良じゃない人向けへのローンのことです。例えば、職業を何度も何度も変えていたり、フリーターであったり、低所得者であったり、将来の返済能力に疑問点が付きそうな人向けへのローンがサブプライムローンです。

このような低所得者向けへのローンを、ノンバンク、つまり銀行ではないところが貸出を始めたのが始まりです。当時はこのローンのおかげでアメリカの持ち家比率が上がり、賞賛されていました。

ただ、次第にそのサブプライムローンの貸し出しの基準も甘くなっていきます。低所得者向けだというのに、当初の数年間は金利が固定金利で低く抑えられ、そのあとに変動金利に変更されるタイプのローンや、当初数年間は借りた人が月々の返済額を自分で決定できるようなローン、または当初数年間は元本の返済が不要なため、返済額が低く抑えられるようなローンなどがありました。

どうしてそのようなローンがまかり通っていたかというと、それまでアメリカの住宅の価格が上昇を続けていたからです。当初数年間の支払いを安く済ませることによって、金利がそのあとに上がるころには住宅の価格も上がっているため、問題がないと思われていました。

まぁ歴史が証明しているようにそんなに甘い話はなく、2006年ごろから住宅価格の上昇が停滞しはじめました。価格の上昇を見込んでローンを組んだ人たちは、なすすべもなくローンの金利の上昇を待つだけになります。

しかも、住宅の価格があがらないので、売却しても損が出るし無駄に高い金利を払い続けても意味がないと、普通に借金を踏み倒す(どうしようもなかったと思いますが)人たちがたくさん現れました。

結果として、ローンの延滞率が急上昇しはじめました。付随するように、アメリカのノンバンクがつぶれていきました。これが、サブプライム問題を簡単に説明した内容になります。

これだけで住めば、アメリカのノンバンクが起こした無謀な貸し出しとそれに伴うノンバンクの倒産ですんだのですが、そうはいきませんでした。

<問題点>

このサブプライム問題の問題点は、銀行業界は規制でギチギチに固められているのに対して、ノンバンクに対しての規制がほとんどなかったことにあります。

<サブプライム問題から派生した問題>

また、このサブプライム問題から、別の問題に派生する事態が発生していました。それの原因が証券化です。

証券化とは、ものすごく単純に言うと、ノンバンクが低所得者にローンを貸し出すと、その「低所得者からのローンの支払いを受ける権利」を一つの金融商品とみなし、他の記入商品と混ぜたりして新しい金融商品を作り、それを証券として売り出すことです。単純に言えてないですね。。。

ここから、アメリカのローカルな市場の問題であったサブプライム問題から、グローバルな問題に発展していく過程が生まれます。パリバ・ショックといわれるものですが、こちらは次回に詳しく書こうと思います。最終的に金融危機全体をまとめられたらと思っています。

次の記事:パリバ・ショック

ではでは


posted by 鈴木明 at 23:26 | [金融] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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