2015年04月27日

大阪市民の皆様へ

2015年5月17日に、大阪都構想へ向けた大きな一歩となる住民投票が行われます。僕個人としては、人生で一番興味がある選挙なのですが、どうもわかりにくいという意見もちらほら聞きます。

そこで、今回は僕がどうしても伝えたい大阪都構想のメリットについて、あえて1つに絞って書いていきたいと思います。正直、このメリット1つだけでも十分すぎると僕は考えています。では、そのメリットとは何なのか。

それは、大阪市を再編し、5つの区を設置することに加え、その区の区長を選挙で選ぶようにするということです。(ちなみに区の区議会委員の報酬は、現職の市議会委員より3割カットと協定書で明記されています。市議会の人が必死に反対する理由が良くわかります

この、5人の区長を選挙で選ぶという箇所に特に僕は注目しています。ここに大阪市民の方々にとって大きなメリットがあると思っているからです。なぜかというと、市から区になることによって、大阪市民(区民)の方々がよりきめ細かい行政サービスを受けられるようになると思うからです。このことについて、少し書いていきたいと思います。

現在、大阪市に住んでいらっしゃる方の人数は268万人となっています。この中から、住民による選挙で選ばれる市長はたった1人。

これに対して、大阪都構想で設置が予定されている区は5つになります。単純計算で約53万人に1人の区長が選ばれることになります。実際にはもう少し上下しますが。

さて、ここで少し視点を変えて、仮に自分が市長や区長になった場合に、どちらが住民のニーズをより細かく汲み取れるか考えてみてください。

今の体制のまま、つまり市長だった場合、1人で268万人の住民と向き合う必要があります。268万人です。冷静に考えると、明らかに多い人数です。とてもじゃないですが268万人に対して細かい行政サービスは出来ないと思います。

それに対して、区長であれば対応する住民は53万人程度になります。これでも多く感じるもしれませんが、268万人を相手にするより、はるかに細かい対応が可能になると考えられます。

仮にあなたがその町の「長」だった場合を想像してみてください。268万人と53万人、どちらのニーズにきめ細かくこたえることができそうでしょうか。明らかに53万人だと思います。

これを今度は住民側の視点から見てみます。すると、268万分の1人の意見より、53万分の1人の意見の方が通りやすいことに気が付くと思います。つまり、住民一人一人の意見がより反映されやすい街になるのです。これは、区に住む人々にとって計り知れないメリットになると僕は思っています。

なぜなら、各区によって住民が選挙で区長を選び、その区長が掲げていた公約を実現することによって、時が経つにつれて区によってその区に住んでいる人に望ましい特徴が出てくるためです。もし区長が公約をサボった活動をすれば、次の選挙であっさりと落としてしまえば良いのです。区民は、また次の住民の意見にしっかりと耳を傾けてくれそうな区長候補に投票することができます。

では、どれほど市民と区民の意見の反映されやすさに違いがあるのか。少し計算してみます。まず、単純に268万分の1と53万分の1を比較してみます。

【市民の場合】1/2,680,000 = 0.0000373%

【区民の場合】1/530,000 = 0.0001887%

どちらも非常に低いですね。あまりに数字が小さいので、わかりやすくすると市民だと3.73、区民だと18.87の「有権者としての力」を持っているということができます。市と区の人数比率を見れば簡単にわかりますが、区民の方が市民より5倍の意見の反映されやすさを持っているのです

仮に人間が有権者になる20歳から、80歳で亡くなってしまうと仮定すると60年です。この60年で市長や区長の任期が4年であると、選挙は少なくとも15回もあります。これに先ほどの意見の反映されやすさを考慮すると15回×5倍で75倍となります。つまり、区民は市民と比べて人生単位でみると最大で75倍ほどの力を持つと考えられるのです。

大阪市民の方々にとって、自分の意見が反映されやすい大阪を実現する千載一遇のチャンスだと僕は思います。「自分の意見が圧倒的に反映されやすくなる」というこのメリット、判断の一つにしていただけると幸いです。

僕は、大阪の発展を心から願っています。そして、大阪こそが地方の自立、再生のロールモデルになり得る、むしろ大阪以外ではなり得ないと信じています。

ではでは


posted by 鈴木明 at 23:36 | [徒然日記] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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