2013年05月23日

USCPAを学んで良かったと思う5つのこと

USCPAの受験者の勉強スピードをダウンさせる原因の一つとして、合格しても意味が無かったらどうしようという漠然とした不安があると思います。

僕も勉強に向かって突き進んではいたのですが、たまに不安になって、「USCPA キャリア」などを検索してはダラダラと見てしまい、時間を無駄に過ごすということがありました。

そこで今回は、モチベーションを高めるために僕がUSCPAを取得して良かったと思うことを書いていきたいと思います。

<USCPAを取得して良かったと思う5つのこと>

ちなみに順番は思いつくままにピックアップしたので、順位ではありません。

1:とにかく数字に対する苦手意識が薄らいだ
僕は数字に関すること、学校の科目でいうと算数や数学が義務教育のころから大嫌いでした。でもやはりいつかは数字に対する苦手意識を克服したいとずっと思っていたのですが、USCPAに合格してからは、いえ実際には勉強を開始した直後から、色んなことを数字に関連づけて考えるクセがついたと思います。

今では少しずつ苦手意識が無くなっていると感じています。数字に関する苦手意識が薄らいだこと、これがUSCPAを勉強して良かったと思うことの1つです。既に数字が好きな人は気にしないでください。

2:投資を始めることができた
僕は以前より投資に興味を持っていました。ただ、投資というと何か非常に難しいことのような気がして、実際に投資に踏み切ることができませんでした。しかし、USCPAを勉強する過程において、企業を動かす会計という仕組み、財務分析などを知ることにより、株式投資に関する基礎の知識を得ることが出来ました。

今はまだ投資を始めたてのヒヨッコですが、何も知らない状態で投資を始めていたと思うとゾッとします。USCPAに合格した後では、どのような企業がいわゆる「あぶない状態」なのかを財務諸表で判断できるくらいにはなってきたと思います。もちろんその精度は絶対ではありませんが、何も知らない素人と比べると相当マシだと思います。

会計と投資を勉強しつづけることによって、いずれはグローバルに投資できる投資家になりたいと思います。投資家になる最低限の知識を得ることが出来たこと、これもUSCPAを勉強して良かったと思うことの1つです。

3:英語で何か出来る意味を知った
日本語ではなく、別の言語で何かを成し遂げるという経験を得ることが出来た、これもUSCPAを勉強して良かったと思うことの1つです。ただ漠然と英語を学ぶのでは無く、英語で何かを学び、スキルとして身につけることを経験すれば、日本中に広告を出している英会話学校の残念さがわかると思います。

また、海外にいる会計の知識を持った人材と会計に関する仕事も共に出来るようになります。僕も前職では、海外子会社で働いている人々と共に仕事をしたことがありますが、会計の話では大きな支障がなく業務を行なうことが出来ました。

4:満足な転職が出来た
これは人によって結果が変わってしまうと思いますが、僕はUSCPAを取得した後に満足できる転職を行なうことができました。勉強開始と同時に少しずつ転職活動を行ないましたが、転職活動が思うように上手くいき始めたのはUSCPAに合格した後でした。

試験勉強の時間も全て転職活動にあてることが出来たので上手くいく確率があがるのは間違いないのですが、合格した後に書類審査、面接の通過率が上がったのは間違いありません。

追記:再度転職したのですが、また満足のいく転職になりました。前回の会社も超ホワイト企業だったのですが、自分がやりたいことを優先しました。ただ、そろそろ落ち着いて自分のキャリアを積んでいきたいと思います。

5:周囲の興味を引けるようになった
身も蓋もない話ですが、やはり資格試験を目指す人にとって、その資格を得ることによってどれだけ周囲の評価が上がるかということがあると思います。今は名刺にUSCPA、米国公認会計士と書いてありますが、やはり周囲の見る目が変わります。会社外の人と名刺交換を行なった際も、勉強会などで見知らぬ人と会った際も、名刺に資格名が入っているだけで覚えられやすくなります。ただし、それには英語と会計が出来る人という覚えられ方なので、自分を高め続けるという責任も当然ながら同時に発生します。

以上、簡単ですが僕がUSCPAの勉強をして良かったと思う5つのことです。人によって色んな意見があると思いますが、僕はUSCPAを勉強して心から良かったと思います。正直、上にあげた5つのことよりもっとたくさん良いことがあるのですが(様々な書籍を原書で読めるなど)、思いつくまま5つあげるとすればこれらという感じになりました。

ではでは

posted by 鈴木明 at 08:34 | [USCPA情報あれこれ] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月17日

USCPAは業務に活かせるか

今回は、USCPAは業務に活かせるのかということを書きたいと思います。資格試験を勉強する人にとって重要となるのが、その目指す資格が自分の業務に活かすことが出来るのかということだと思います。(資格を集めるために資格を勉強している人には今回の記事は当てはまらないと思います。僕はそのようなことを決して悪いことだとは思いません)

結論からいうと、会計に近い業務であるほど、また海外とやり取りが多い会社ほど、業務に活かせる可能性が高くなるということです。また、管理職であれば常識として知っていれば強い知識を身につけることができます。

これは資格の特性を考えたら当たり前のことですね。それとは違って、人事であったり、営業であったり、エンジニアであったりする方は、会計に関係する職業に転職したいと思った際に、知識面でのアピールにしない限り、USCPAを活かすことは難しいと思います。

<業務で活かす経験>

具体的に、僕が実務でUSCPAの知識を活かすことが出来た話をします。僕が新入社員として入った会社は、世界中で製品を売り、子会社が世界中にある、世間では大企業と呼ばれる企業でした。

僕が入社1年目の際、海外子会社の財務部員を日本にある本社に招いて、会計業務の流れの確認や、連結会計システムに対する疑問点の解消などを行うという業務がありました。実は日本にあるグローバル企業というのは、製品がたまたま海外でも売れているという理由だけで世界に子会社をおいているだけのものもあり、管理部門にはまだまだ英語が出来る人材が少ないという状態も多いようです(少なくとも僕が入社した会社はそうでしたし、求人や転職を通してそのような感想を持ちました)。

実際、子会社の外国人が来者した際も、本社から英語が出来る人があまりにもいないので、入社1年目の僕も子会社の社員との会議の通訳として駆り出されました。

当時、僕が合格していた科目はFARとBECの2科目でしたが、海外子会社の従業員とも非常にスムーズに話ができました。英語が少し出来るということもあると思いますが、何より会計というものを英語で理解している点がコミュニケーションの大きな潤滑油となったと思います。

英語も会計も同じ共通語なので、お互いが理解していれば話が伝わりやすいのです。逆に、ただ英語ができるということで通訳に呼ばれた帰国子女の方は、会計用語や会計のルールを知らないということで、相手の人が話す単語や意味をほとんど理解できていなかったように思います。これは、僕がなぜUSCPAを目指したかの仮定を証明しているような出来事でした。

当時の僕は、会計業務の実務をそこまで理解していなかったので、より理解している先輩の話を聞いて、海外子会社の方々に先輩から聞いた話を通訳するという役割しか担えませんでしたが、実務を積むことによって、会計を土台にして世界と勝負することが出来ると感じることが出来ました(そのために、たくさんの実務を積むことができるベンチャー企業に転職しました)。

もちろん、これだけではUSCPAが実務に活かせるということにはならないかも知れませんが、英文会計を出来ないと、会計を土台にして世界で戦うことは全く出来ないことも事実だと思います。よく、英語が出来る前に仕事が出来なければ意味がないと言いますが、僕の意見としては、日本語で仕事が出来る人が、全てを英語で任された際に同じことができるはずが無いということです。

僕もまだまだ仕事が出来る社会人ではありません。ベンチャーに転職して痛感しています。ただ、仕事に集中しすぎるあまり、地道に鍛えるべきものを見失うこともしたくありません。その先に有るのは、普通のサラリーマンだと思うからです。英語で会計をしっかり勉強して、いずれ、世界をまたにかける人間になりたいと思います。

追記:この記事をアップしてから時間が立ちましたが、やはり財務部や経理部に近い仕事をしているとUSCPAは業務に活かせると考えています。

ではでは。

posted by 鈴木明 at 08:06 | [USCPA情報あれこれ] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月09日

USCPAの難易度

今回はUSCPAの難易度についてみていきます。

■出回っている情報を見てみた

僕が考える難易度について書いていく前に、ネットに出回っているUSCPAの難易度情報を少し調べてみたので、まずはどのような情報が出回っているかみていきましょう。

<サイト情報>

まず調べて最初に出てきたのは、様々な資格を偏差値でまとめているサイトです。僕のブログにたどり着いた皆さんもそういったサイトを見たことがあるかもしれません。その中では、

偏差値72 : 税理士5科目 米国公認会計士

となっていました。おお。。。米国公認会計士(USCPA)と税理士と偏差値が並んでいますね。米国公認会計士は、取得までに働きながら数年以上勉強が必要と言われる税理士と同じレベルで難しいのでしょうか。

何となく怪しい、ということでこのサイトをもう少し詳しく見ていくと、その下には偏差値70でセンター試験7科目90%と書いてありました。僕は受験当時にはセンター試験3科目だったので感覚的にしか判断することしか出来ませんが、センター7科目で90%以上取るのと比べるのであれば米国公認会計士はもう少し簡単のような気がします。受験当時とUSCPA受験当時を比べると、働きながらでしたがUSCPAの方が楽だったような気がします。もしかしたら大学受験の際に勉強方法を確立したのでUSCPA試験の方が楽に感じるだけかもしれませんが。率直な感想を言うと個人的にこのサイトの情報はどうも信じることができません。どうも色々な資格や肩書を適当に並べているだけのような気がします。

更に、このサイトの下にはUSCPA合格までに目安となる必要勉強時間が書いてありました。その時間、なんと2000時間。これはとんでもなく膨大な時間ですね。

僕は過去の記事で、USCPA合格に必要な時間は1200時間だと推定しました。

参考記事:USCPA合格に必要な時間まとめ

それが大きく(800時間も)間違っていたことになります。前提条件が違うのでしょうか。それにしても800時間も違うとは思えません。800時間と言えば、1日2時間勉強したとしても1年以上違います。では他のサイトはどうでしょうか。

他の情報も見ても、難しいと書いてあることが多いようです。また、他のサイトでは

「日本の公認会計士や税理士に比べると難易度は低いといわれています。」

と書いてありました。既に最初に上げたサイトの情報と矛盾していますが、確かに、これは一理あると思います。僕は日本の会計士や税理士を目指したことはありませんので何とも言えませんが、正直に言ってしまうと日本の公認会計士や税理士と比べるとUSCPAの方が簡単だと思います。ただ僕が日本語の会計用語が嫌いなだけかもしれませんが。

その他にも色々なサイトを確認しましたが、僕が見たところ、色んなサイトにUSCPAの難易度として大体書かれているのは

「ものすごく難易度が高い訳ではないが、適当に勉強しても合格しない」

というものでした。これはもっともらしい意見ですね。難関な資格であれば全て上記の文章で済ませることができるだろうと思われる包括的な意見となっています。

■情報収集を終えて

この記事を書く為に様々なサイトを見て回ったのですが、僕が感じたことは集約すると以下になります。

「資格サイトに情報をのせている人は、実際にそれらの資格を受けたことあるんですか?」

ということです。多分ですが、まぁ無いと思います。資格の難易度を評価しているサイトは、まぁそれこそご丁寧にたくさんの資格を難易度や偏差値でなどで説明してくれていますが、それらのサイト制作者が実際にそれらの評価している資格を受験したことは無いと思います。受けたことも無い試験について難易度を語るとは、相当想像力が強いのでしょうか。すごいですね。

■合格体験記より

話は過去に戻りますが、僕がUSCPA受験時代に気晴らしに「合格体験記」を見ていると、明らかに僕よりしっかりと努力している人が、AUDで何回も落ちてしまって苦戦していた状況などが書いてありました。そこで上記のサイトの「そこまで難易度が高い訳ではないが、適当にやっても合格しない」という言葉を借りれば、合格体験記を書いた人は、残念ながら適当に勉強していたことになります。僕は、彼らが適当に勉強していたとは到底思えません。

資格の難易度というものは、本来人によって違うものになるはずです。特に、USCPAのような会計、税、経済やIT、監査などを英語で解いていくには人によって難易度は全然違うはずです。つまり、USCPAの難易度は人によって違います。それを偏差値などで括るとは一体何がしたいのかさっぱりわかりません。

「ここまで読ませておいて人によって違うって。。。」

と思われる方もおられるかもしれません。僕なら思います(笑)ですが、資格に万人に当てはまる難易度を決定する方が難しいと僕は思います。ただ、このような記事を書いておいて「人によって違う」だけで終わってしまうのも面白くない、というか詐欺みたいになってしまうので、僕なりの意見も書いてみたいと思います。もし本当にUSCPAの難易度を知りたいのであれば、実際に受験した人、それも勉強開始時の能力が自分に近い人の合格体験記が一番理にかなっていると思います。間違えても色んな資格を一括りにしているサイトの情報だけを鵜呑みにすることはやめておきましょう。参考にする程度であれば問題ないと思いますが。

では、前置きが非常に長くなりましたが、僕が考えるUSCPAの難易度について書いていきたいと思います。1人の受験者としての主観的な意見なので、上記のようなサイトを参考程度にとどめるのと同様に、僕の意見も参考程度にとどめてください。

では、早速ですが僕が考えるUSCPAの難易度について書いていきたいと思います。 それは

「簿記1.5級レベルの科目4つ」

を全て英語で、

「1年半以内に全て合格することが出来れば」

十分合格が狙える試験です。どうでしょうか。あなたがどのように上記の意見を受け止めたかで、USCPAの難易度は変化します。
(ちなみに簿記1.5級とは、曖昧ですが簿記2級より少し難しい程度です)

上記の僕の意見は実に主観的ですが、このように書くと海外留学経験者のAさんは簡単と感じるかもしれません。逆に英語に対して苦手意識が強い人は難しく感じるかもしれません。また、既に簿記が出来る人は簡単に合格出来ると思うかもしれませんし、勘定科目を見るだけで気分が悪くなる人(昔の僕です)はダメだと思うかもしれません。本来、資格の難易度とはそうあるべきなはずです。

事実、僕の各科目に対するイメージは、勉強開始当初と実態では相当な差がありました。全科目の差をあげてみると、以下のようになります。

・FAR
当初:普通
感想:難しい

・BEC
当初:普通
感想:普通

・AUD
当初:難しい
感想:簡単

・REG
当初:難しい
感想:超難しい

と、上記のような感じでした。人によって感じ方が変わるのは当たり前だと思います。ましてや関連しているとはいえ別の科目が4つもあるのに、難易度として一括りにはできません。

■結論

今回の記事で僕が言いたいのは、勉強を始める前に変な難易度情報に惑わされて、「難しいみたいだ」と思ってあきらめることや、「どうやら簡単みたい」と思って気軽に挑むことはやめた方が良いということです。見れば明らかに予備校の息がかかっている難易度解説サイトや、典型的なアフィリエイトサイトなどもありました。やはり難易度というのは人それぞれだと思いますので、そこまでサイトの情報に影響される必要もないと思います。自分がどう感じるか、自分がどうなりたいのか、それで良いと思います。

もう少し細かく客観的な難易度を知る為の尺度が欲しい人は、僕の過去記事にUSCPAの各科目について

  • 何回くらい講義のDVDを見て
  • 何回くらい問題集を解いたのか

  • を書いてありますので、参考にしてください。

    下のまとめより、各科目のページを見ることができます。

    USCPA合格に必要な時間まとめ

    また、それらとは別に、僕がUSCPAの勉強を開始した際のスペックを書いた記事もあります。そちらも難易度を図る際の参考にしてみてください。

    USCPA受験開始時スペック

    少しでもUSCPAの受験を考えている人の助けになれば幸いです。

    ではでは

    posted by 鈴木明 at 07:51 | [USCPA情報あれこれ] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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