2013年04月05日

USCPA登録まで早見表

今回は僕がUSCPAを取得するまでの早見表を書きたいと思います。個人的には当時の環境が非常に勉強するのに適していたので、結構早いペースで合格出来たと思っています。

<ライセンス登録までの早見表>

2011年8月
本格スタート開始
FARBEC勉強開始

2011年12月
記念にBATIC受験
→結果はAccounting Manager Level
832点

2012年2月
初受験@ハワイ
*ハワイ試験会場情報
*ハワイホテル情報
FAR、BECを受験

FAR80点台
BEC70点台
で科目合格2つとなる
*BECがギリギリで焦る

2012年3月
AUD勉強開始

2012年5月
AUD受験@大阪*大阪試験会場情報

AUD90点台
で科目合格3つ目

2012年5月後半
REG勉強開始

2012年8月
REG受験@大阪

REG70点台

全科目合格

2012年9月〜
不足分単位取得開始

2012年11月
Ethics試験合格

2013年1月
不足分単位取得完了

2013年2月
合格実績トランスファー完了
ライセンスインタビュー終了

ワシントン州CPA登録

このような流れになっています。よく「1年で全科目合格出来たのはすごい」と言われますが、当時の環境が良かっただけだろうという気がします。遊ぶ環境も無く、ほとんど残業も無くといった状態でした。もし今の環境でもう一度1年で合格してみろと言われると、難しいかもしれません。今は遊ぶ環境もあり、残業も結構あるので、勉強に完全に集中するのが難しいです。

自分の会社の残業の割合や、休日に勉強に費やすことができる時間の割合など、人によって様々だと思いますので、このデータは参考程度にして下さい。

ではでは

posted by 鈴木明 at 08:11 | [USCPA情報あれこれ] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月25日

勉強開始時のスペック

今回は、USCPAを勉強開始するにあたって、勉強開始当時の僕のスペック(うろ覚え)を公表したいと思います。中には数ヶ月で全科目合格といった超短期で合格する実績をブログで残されている方もいらっしゃいますが、その方々の経歴をよく見ると東大卒業だったり、帰国子女だったり、僕から見ると足下にも及ばないすごい方々だと思います。少しでも追いつく為には日々精進ですね。

■前提

冒頭にも書いたように、僕は彼らのようにすごい才能を持っているわけではありませんので、「USCPAは簡単な資格です」とは言うことができません。むしろ、

  • 仕事上での評価の犠牲
  • 約1年という時間
  • 数十万円超という資金
  • 週末の楽しみの放棄
  • 他の分野の可能性
という多大な犠牲と投資の上にようやく合格することができたというレベルです。ただ、受験者の大半は僕と同じように、人生に大きな負荷をかけて取得する資格だと思います。その僕が勉強開始時に、どのような知識や経験を持っていたかを書いていきます。USCPA受験の際に受験者が特に気になるであろう、英語と会計(数字)に絞って書いていきます。

■英語について

・生まれてから成人するまで海外経験ゼロ
これは書いてある通りです。僕は生まれてから成人するまで、一切海外の地を踏んだことがありませんでした。飛行機に乗るのも経験は1回しかなく、それも小学生の頃家族で沖縄旅行に行った時の経験です。

・英語は大学受験で鍛錬
これは大多数の日本人と同じだと思います。受験で始めて英語を真剣に勉強しました。ただ、僕が受験を始めたのは色々な都合上19才のときであり、勉強開始時は英単語の意味をほとんど知らない、文法も知らない状態で、英語の偏差値は30台でした。そこから、受験勉強を通して実践には使えない受験英語を叩き込み、私立大学に入学しました。この際に英語の読む力は鍛えられたと思っています。

・交換留学
大学時代に、2セメスター分(約8ヶ月)の留学を行なったことがあります。その8ヶ月間で、財務会計基礎と管理会計基礎を学びました。日本で言う、英文会計入門のようなものですね。この時に初めて英文会計に触れました。簿記は大嫌いだったのですが、英文会計なら理解することができました。何故だかよくわかりませんが会計を通した方が外国人とコミュニケーションを取るのが簡単と感じ、必死に仕訳の問題を解きまくった記憶があります。

・TOEIC800点後半
上記の経験を踏まえて、就活のときに仕方なく受験したTOEICは800点後半でした。今は社会人の時に受けさせられた900点台ですが、正直もう2度と受けたくありません。USCPAを受験するのであればTOEICは時間とお金の無駄だと思います。友人からTOEICの勉強方法などを聞かれて答えることはありますが、TOEICのみの英語勉強はおすすめできません。皆さんもTOEICを勉強するくらいなら、好きなことに熱中するか、USCPAの勉強をした方が良いと僕は思います。まぁこのように客観的に英語力を示す(実質能力とはかけ離れていますが)指標としては使えるので便利かもしれませんが。

■会計・数学について

・簿記3級
実は勉強開始時、簿記3級を持っていました。これは大学の講義で某資格の学校の講師が来てくださる講義があって、「単位を取りつつ簿記検定も取れるならお得かな」と思い、面白半分で受けて運良く取得できたものです。

・財務会計、管理会計基礎
これは上記の留学中に勉強したものです。ただ、本格的にUSCPAを勉強開始するのはこれらの講義の1年以上後になるので、大体が忘れていたと言うのが正直なところです。

・数学
今でも苦手です。高校時代はあまりにもできなくて、いつも補修を受けていました。テストで10点以下を取ったこともあります。公式の記号を見ると気分が悪くなります。今では会計士でもあるので、そこまで苦手じゃないと思い込もうとしています(笑)実際、USCPAの受験に関してはそこまで高度な計算は求められません。試験の画面では電卓を使うことも許されています。電卓を使ったかけ算や割り算が出来ればほとんど問題ありません。

このような状態で勉強を開始して、1年で合格することができました。僕の受験経験からの意見としては、

「USCPAには、英語がそこそこ出来れば(読めれば)受かる余地はある」

と言うところでしょうか。英語がそこまで得意じゃなくても、全科目合格する頃には、TOEICだけを勉強している人に大きく差をつけることができると思います。むしろ、1科目でも科目合格を勝ち取る頃には、英語で何かを学ぶことの重要性、そしてTOEICという試験のむなしさがよくわかると思います。

以上が、僕がUSCPA受験を始めた際の知識・経験になります。何らかの参考になれば幸いです。

ではでは。

posted by 鈴木明 at 20:59 | [USCPA情報あれこれ] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月23日

試験中の難易度変化

USCPA対策試験編、今回のトピックはUSCPA試験時におけるテストレットの難易度の変化についてです。

USCPA受験者で少しテストについて調べたことがある人なら知っているかもしれませんが、USCPAの試験では問題を解いていくと途中で難易度が変わるようになっています。少しその原理について理解するには、USCPA試験の配点方法を知る必要があります。

■USCPAの採点方法

USCPAの試験においては、FAR、BEC、AUD、REGの全ての科目において、選択問題のテストレットが3回出題されて、その後にシミュレーションや記述問題が出題されるという流れになります。

USCPA出題形式

その3回続く選択問題のテストレットには難易度があるといわれており、MediumとDifficultの2種類があります。DifficultのテストレットにはMediumより難易度が高い問題が多く含まれています(テストレット内の全ての問題が難しくなるわけではありません)。

USCPA試験は難易度の高い問題に高い配点が行われており、どれだけDifficultのテストレットにて多くの難易度の高い問題で正解を得るかが合格へのカギとなります。

受験者が最初に解くテストレットはMediumであり、そちらの出来具合により次のテストレットがMediumかDifficultに分かれます。そのため、最初のテストレットで高得点をたたき出し、次のテストレットをDifficultにしてそこでも高得点を出し、次のテストレットもDifficultにして高得点、そしてシミュレーションや記述問題へと進むのがベストだということになります。

これらの情報から、USCPA受験者は最初のテストレットが肝心で、そこで高得点を取らなければ次のテストレットもMediumのため合格が難しい、と思われているかもしれません。現に、僕が受験者時代に見た合格体験記の中でも、

「試験開始時より、2つめのテストレットの中身を見るときが一番緊張した。」

というものもありました。確かにそうかもしれません。

■そんな細かいこと気にせずOK

上記のような意見も大事ですが、僕は自分の受験経験からあえてこう言わせて頂きます。

「テストレットの難易度の変化なんてどうでもいい。」

こういうことを書くには理由があります。実は、僕はUSCPAの4科目の受験を通して、「あ、さっきのテストレットが良く解けたから今回のテストレットが難しい!やった!」と感じることは一度もありませんでした(笑)。難易度が難しくなるのを感じるどころかむしろ、テストレットの内容がどんどん簡単になっていく印象を感じたことならありました。しかし、どんどん簡単になっていくと感じた科目の試験結果は90点台であり、いかに難易度という尺度があいまいか良くわかりました。

つまり、非常に主観的な難易度というものに気を取られて一喜一憂する必要は全くなく、とりあえず簡単に感じようが難しく感じようが、目の前の問題を着実に早く、正確に解くことが重要です。

■僕の受験体験談

上記のことを理解してもらうために、少々恥ずかしいですが、自分の受験体験談を書いていきます。受験時に無駄に右往左往した体験談を通してテストレットの難易度にこだわる必要がないことを感じていただければ幸いです。

<ハワイ受験>
僕の始めてのUSCPA受験地はハワイでした。一度でも米国での試験を経験したことがある人は分かるかも知れませんが、USCPAの試験には膨大な準備が必要になります。数日分の有給、航空券代、ホテル代などです。多大な資金と時間をかけてハワイに渡米した僕は、絶対に失敗できないという気持ちでハワイの地を踏みました。

そしてハワイの受験会場であるプロメトリックセンターに足を踏み入れた日、僕はテストレットの難易度の変化を心から信じきっていました。受験科目は、FAR。人生でかつてないほどの緊張の中、とうとう数ヶ月の勉強の成果を試すときが来ました。試験スタートです。パソコン画面のガイドに従ってすすめていくと、ついに問題が始まります。最初のテストレットが表示され、30問の選択問題があることが確認できました。

1科目でも受験された方は分かると思うのですが、テストレットは1つのまとまりとして出題されるので、テストが始まると1問解いて次の問題、とはならずにテストレットの中にある第1問から第30問まで問題の中身を全て確認することができます(AICPAのチュートリアルでも類似のことが確認できます)。それらを全て回答した上で、次のテストレットに進む、もしくは休憩を取る形式になっています。

大きなプレッシャーの中、僕は1つ目のテストレットを全て解きました。問題の難易度として僕の主観では基礎的なものが多く、行にして2〜4行程度の問題が中心でした。正答率の感覚としては、7割は正答、残り3割は怪しいという出来具合でした。

そして、次のテストレットに進みました。2つ目のテストレットの問題を見たときの衝撃を、今でも良く覚えています。2つ目のテストレットの最初の問題は、行にして2行程度、内容も非常に簡単な問題でした。非常に焦りました。先述の通り、テストレットは全ての問題をいつでも確認することができます。そこで、簡単な問題は最初だけかもしれないと思い、次々と問題を確認していきました。

しかし、問題文の長さは2行、3行、3行と簡単な短いものが続きます。僕の中ではこのテストレットはMediumだという結論に至りました。

試験中にも関わらず、僕は絶望的な気分になりました。問題を見るに従ってどんどんネガティブな思考が増えていきます。なぜ簡単な問題が続くのか、1つ目のテストレットの出来具合が悪かったのか、今までの勉強は無駄だったのか、またハワイ受験の費用を貯める必要があるのか、次は何科目を受けるのか、など、テストに関係ないことが頭に浮かび、なかなか頭から離れません。同時に、ハワイにまで受験しに来ているのに絶対に落ちられないという気持ちが強くなり、余計にプレッシャーがかかりました。

しかし、2つ目のテストレットをほとんど全問正解でいけば、まだ合格の可能性はあるとも考えました。不必要なくらい何度も何度も見直し、2つ目のテストレットの出来具合は正答8割、2割が怪しいという自己採点でした。

そして運命の3つ目のテストレットに進みます。最初の問題。2行。次の問題。2行。3行。3行。。。

今までの受験経験の中で一番ショックだったかもしれません。頭が真っ白になり、これ以上問題を解くのが嫌になりました。頭を抱え、数十秒パソコンを見ることができませんでした。もはやテストレットを解く気力が失せ初め、シミュレーションも解かずに帰って勉強しようかと思うほどでした(この次の日にBECの受験が控えていたため、FARをあきらめてBECに集中したほうが良いのか真剣に悩みました)。しかし、もしかしたらまだ可能性があるかもと思い、最後まで解いてから帰りました。

そのような無残な思いをしたハワイでの試験から帰国して数週間後、FARの結果が届きました。結果は80点を超えて合格でした。本当にうれしかったのを覚えています。逆にBECは全てのテストレットで9割は正答できていたと感じていたので、FARで80点台であれば、BECはほぼ満点だろうと思いました。しかし、1週間後に結果が届くと、ギリギリの点数で合格。70点台でした。このとき、テストレットの難易度は全く意味をなさないことを確信しました。

以上が、なぜ僕がテストレットの難易度を気にする必要がないと思うかの体験談です。僕のレベルまで振り回される人は少ないと思いますが、どうしても自分を追いつめてしまう傾向がある人や、試験時のプレッシャーに弱い人は、テストレットの難易度は関係ないと思って挑む方が楽だと思います。テストレットの難易度で一喜一憂していると、自分本来の力をだせなくなります。ただ、最後まで全力でぶつかるだけで良いと思います。しっかりと勉強した人は、テストレットの難易度に関係なく、結果はついてきます。

次回は、選択問題を解く際の注意点について書いていきたいと思います。

次の記事:選択問題を解く際の注意点

ではでは。

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posted by 鈴木明 at 15:04 | [USCPA情報あれこれ] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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