2014年09月29日

「好き嫌い」と経営

こちらの本は、個人的に好きな経営者が何名もインタビューに答えているということから読みました。結果的には当たりでした。

こちらの本になります。

こちらの本は、ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)の著者が「好き嫌い」に注目して、14名の経営者に好き嫌いに重点を置いたインタビューを行い語ってもらったものを書籍にしたものになります。

感想としては、インタビューの中で「好き嫌い」に少し強引に誘導しすぎな印象を受けますが、本の趣旨を考えると妥当なラインかなとも思います。

また、こちらの本を読むことで経営者といっても様々なタイプがいることがわかります。「こういうタイプの人が嫌い」という経営者もいれば、その嫌いな人のタイプに見事に当てはまる経営者もいて、インタビューに答えています。そこの好き嫌いの差が、組織の価値観や戦略の違いとなるのかもしれません。

つまり、どんな人が経営者になっても構わないということなのだと思います。起業してみたいけど、自分の性格的に経営者に向いていないのではと思われる方は読んでみても損はないと思います。本当にいろんな考えがあり、どれが良くてどれがダメという世界のではないのでしょう。

さらに、10名を超える経営者の好き嫌い、つまり根本的な思考回路を知ることができるという点でも非常にコスパが良い本ということができます。この本を読めば、経営者といえども普通の人間だということがわかると思います。

読む前はそこまで期待していませんでしたが、こちらの本はお勧めです。

ではでは

posted by 鈴木明 at 11:46 | [読書(映画)感想文] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月24日

遊ぶ奴ほどよくデキる!

今回は、以前から本棚に置いてあったのですが、急に手に取ってみたら意外に面白かった本の紹介になります。

こちらの本になります。

端的に内容を書くと、仕事にばかり時間をかけて、オフの時間を充実させることが出来ていない人が多い日本のサラリーマンに向かって、「人生は短いからもっと遊べ!」と様々な遊びについて記載してある本になります。

僕も心のどこかでは、遊びなどは定年を迎えてからゆっくりすればいいかな、と考えていたのですが、その年齢になってから遊びを始めたとしてもたいしてうまくもならず、すぐにやめてしまう可能性が高いので、若いうちから生涯楽しめる趣味を持ったほうが幸せであるという主張には目からうろこでした。

また、仕事での付き合いは定年を迎えると同時に消え去ることが多いとの指摘にも納得しました。高齢者になってから孤独を感じないようにするためにも、現役時代から趣味を始めて、仕事とは全く関係ない趣味仲間と仲良くなっておくのも充実した人生には必要なのだと感じました。

それにしても僕より数倍多忙なはずの著者がここまで遊んでいたとは驚きです。僕もまだまだ頑張る必要がありますね。

今のところは仕事に全力で打ち込みたいので、まだ遊びを開始しようとは思ってもいなかったのですが、こちらの本を読んで少し考えを改めようと思います。うーん、子供とか学生のころ、どんな遊びにわくわくしてたかなぁ。

ではでは

posted by 鈴木明 at 15:45 | [読書(映画)感想文] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月22日

新・現代会計入門

今回は、日本に住んでいるんだし、日本の会計基準についても知っておこう、と思い手に取った本の紹介になります。

こちらの本になります。

約700ページにわたって、現在の日本の会計基準について書かれています。書かれている内容は1つの章につき、以下の3つのセクションに分かれています。

  • Accounting Today
  • Theory and History
  • Field Study
  • それぞれ、現在の会計基準はどうなっているのか、その会計基準にまつわる歴史、会計基準を現実に当てはめる、といった構成になっています。おかげで、会計基準はこうなっています、という事実だけでなく、どのような歴史を経て日本基準が作られてきたか、また今も作成途上なのかということがわかります。

    個人的には本の序盤に書いてあるような会計学の話は非常に興味をもって見ることができましたが、途中から会計学というよりはむしろ簿記に近い内容になった時点で読むのが若干苦痛になりました。USCPA試験のときに勉強したFARと内容がほぼ同じだったためです。まぁ苦痛ながらも日本基準の会計基準に触れることができたのでよかったですが。

    また、この本として現状、歴史、現実ではどうなっているかという構成をとっているため、アメリカの会計基準とIFRSの会計基準にも軽く触れることができます。なぜなら日本基準はアメリカ基準とIFRSに影響を受けて改訂を繰り返してきた歴史があるので、その点に触れなければ日本基準がなぜ現在の形をとっているかを説明できないからです。

    そのため、僕はUSCPAの復習にもなって助かりました。日本基準を読んで、アメリカの会計基準と大差ないじゃないかと思うことが多かったのですが、歴史の部分でアメリカやIFRSの影響を受けている旨を見て、なるほどと妙に納得しました。

    アメリカ基準もIFRSの影響を間違いなく受けているので、IFRSとアメリカ基準のつながりまで触れられていたので勉強になりました。

    もう一度最初から読み直して、もっと知識を定着したいのですが、さすがに700ページ弱もある本をもう一度さくっと読もうと考えると腰が引けるので、軽い辞書代わりに机に置いておこうと思います。

    ただ、入門とありますが簿記にも触れたことがない人がいきなりこの本を読めば完全に意味不明になると思います。簿記1級に挑戦しようかな、くらいのレベルの人が読めばちょうどよいレベルなのではないでしょうか。

    最後になりますが、僕個人としてはこの著者の文体と会計に対する気持ちは非常に好きです。この著者のもう一つの本である、「新・企業価値評価」も購入して、こちらはしっかりと読み込んで自分の財務分析につなげようと思っています。

    ではでは

    posted by 鈴木明 at 18:49 | [読書(映画)感想文] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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