2014年09月22日

新・現代会計入門

今回は、日本に住んでいるんだし、日本の会計基準についても知っておこう、と思い手に取った本の紹介になります。

こちらの本になります。

約700ページにわたって、現在の日本の会計基準について書かれています。書かれている内容は1つの章につき、以下の3つのセクションに分かれています。

  • Accounting Today
  • Theory and History
  • Field Study
  • それぞれ、現在の会計基準はどうなっているのか、その会計基準にまつわる歴史、会計基準を現実に当てはめる、といった構成になっています。おかげで、会計基準はこうなっています、という事実だけでなく、どのような歴史を経て日本基準が作られてきたか、また今も作成途上なのかということがわかります。

    個人的には本の序盤に書いてあるような会計学の話は非常に興味をもって見ることができましたが、途中から会計学というよりはむしろ簿記に近い内容になった時点で読むのが若干苦痛になりました。USCPA試験のときに勉強したFARと内容がほぼ同じだったためです。まぁ苦痛ながらも日本基準の会計基準に触れることができたのでよかったですが。

    また、この本として現状、歴史、現実ではどうなっているかという構成をとっているため、アメリカの会計基準とIFRSの会計基準にも軽く触れることができます。なぜなら日本基準はアメリカ基準とIFRSに影響を受けて改訂を繰り返してきた歴史があるので、その点に触れなければ日本基準がなぜ現在の形をとっているかを説明できないからです。

    そのため、僕はUSCPAの復習にもなって助かりました。日本基準を読んで、アメリカの会計基準と大差ないじゃないかと思うことが多かったのですが、歴史の部分でアメリカやIFRSの影響を受けている旨を見て、なるほどと妙に納得しました。

    アメリカ基準もIFRSの影響を間違いなく受けているので、IFRSとアメリカ基準のつながりまで触れられていたので勉強になりました。

    もう一度最初から読み直して、もっと知識を定着したいのですが、さすがに700ページ弱もある本をもう一度さくっと読もうと考えると腰が引けるので、軽い辞書代わりに机に置いておこうと思います。

    ただ、入門とありますが簿記にも触れたことがない人がいきなりこの本を読めば完全に意味不明になると思います。簿記1級に挑戦しようかな、くらいのレベルの人が読めばちょうどよいレベルなのではないでしょうか。

    最後になりますが、僕個人としてはこの著者の文体と会計に対する気持ちは非常に好きです。この著者のもう一つの本である、「新・企業価値評価」も購入して、こちらはしっかりと読み込んで自分の財務分析につなげようと思っています。

    ではでは

    posted by 鈴木明 at 18:49 | [読書(映画)感想文] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2014年09月13日

    大資産家になるためのアジア副業マニュアル

    今回は、自分が興味のある副業・起業と海外、特にアジアに関係する本があったので読んでみました。その本の紹介になります。

    こちらの本になります。

    まず、少しでもグローバル人材に興味がある人は手にとったほうが良いです。USCPAということで自分が少しはグローバル人材だろうと思っていたのですが、甘かったです。やっぱり世界は広いですね。

    内容としては、前提としてアジアの時代が到来している(というよりも今しかない)という事実をもとに、いかにして人生を日本に根差した一本足打法から、徐々にアジアにも自分の生活の比重を増やしていくのかということが書かれています。

    特筆すべきは、一気に自分をグローバル化するのではなく、週末の旅行を利用してアジアに慣れる(自分にあった場所を探す)ところから、アジアでの事業を行うまでを段階的にかいているところです。ただ、各段階でどのようにすればよいかということを大まかには語ってくれますが、細かく具体的に記載されているわけではありません。

    この本で書かれている初期段階である、旅行を利用して日本とその国の販売金額が大きい商品を仕入れ、旅行代金を旅行から捻出するという観点は驚きました。世の中にはビジネス魂にあふれている人がいるもんですね。

    旅行が無料でできるのであれば、僕もこの本を読んで久しぶりにアジアへ旅行したくなりました。ただ、今まで勉強ばっかりの人生だったので、商品などについて詳しい分野が無いのが痛いですね。

    あと衝撃だったのは、アジアの不動産価格です。今の状態であればそこまで安く部屋が購入できるとは知りませんでした。来年あたりに買いに行こうかな。

    この著者から、読者に対して本当に充実した人生を送ってほしいという気持ちが伝わってきます。確かにこのままいけば、専門職ではありますが、サラリーマンとして一生を終える可能性が高いですから、少しこの本に書いてあることを試したい気持ちになりました。

    まぁ僕は日本が異常に好きなので、この本の内容を試すとしても、日本に比重が大きい状態になるとは思います。

    今サラリーマンで、自分の人生はこんなもんじゃない、何かおかしいんだと考えている方がいれば、一読の価値はあると思います。悪いのは閉塞感の漂う国の環境であって、その国の中だけで必死に努力するという方向性なのかもしれません。

    ではでは

    posted by 鈴木明 at 21:35 | [読書(映画)感想文] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2014年09月07日

    30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由

    今回は、少しは起業に興味があったので、タイトルを見て手に取った本の紹介になります。

    こちらの本になります。

    結論から言うと、衝撃でした。こんなにも密度の濃い人生があるのかと。起業してうまくいくとどうなるか、逆にうまくいかないとどうなるかが非常にリアルに描かれています。

    僕が興味を持っている不動産関連で事業を行っていることにも興味を持ちました。やはりさっさと不動産投資をして、少しずつ慣れていったほうが良いのか、と悶々とした気分になりました。

    この本は、フィクションではありません。現在も活躍されている社長の方や有名人が普通に登場して、普通に会話を行っています。誰と誰が友人関係なのかなどもわかり、結構おもしろいです。

    そんなことより、僕がこういう本を読むと決まって感じることがあります。それは

    「どうして僕はこの輪の中に入っていないのだろう」

    ということです。まぁ一人のサラリーマンなので、このような人たちとのつながりがあるわけがないのは理解できます。でも、この人たちと僕の差は一体何なんだろうと真剣に考えます。

    ただリスクをとっていないだけではないのか。リスクをとって起業すれば、そして全力で働けばこの水準までのし上がることができるのではないか。リスクさえとれば普通の生活から抜け出すことができるのではないか。

    ハッキリいって、この本の中に書いてある現実は僕のような凡人には一生かかっても経験できないことかもしれません。ただ、非常に具体的に著者は当時の気持ちや内容を記載してくれているので、追体験することはできます。

    それが逆に悔しい。同じ人間のはずなのに、ここまで違う経験を味わっている人間がいるというのが非常に悔しい。まぁ400億円の負債を抱えろと言われたら絶対に嫌ですが、そこが僕と著者の間にある「差」なのかもしれません。

    うん。もっとリスクとるかな。それにしても悔しいなぁ。

    なんか悔しいばっかりの感想になってしまいましたが、起業に興味がある人、またちょっと自分に喝を入れたい人には非常におすすめです。

    ではでは

    posted by 鈴木明 at 10:02 | [読書(映画)感想文] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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