2013年03月08日

問題集(アプリ)

USCPA対策教材編、前回は紙の問題集について、一つの問題集を信じて何回も解くこと、紙の問題集には3つの弱点があることを書いてきました。今回は、僕が受験後半に試して良いと思ったアプリのお話をしたいと思います。

まず、前回お話しした紙の問題集の欠点をまた書いてみたいと思います。紙の問題集に関係する弱点は3つでした。

<紙問題集弱点おさらい>

ランダムに様々な分野から問題を解きにくいこと。
紙という性質上、書き込みが可能であること。
本番環境と乖離していること。

この3つでした。アプリはこの3つを補ってくれます。

■Wileyアプリの3つの強み

上記の紙の問題集の弱点をピッタリ補ってくれるのが、Wileyの問題集アプリです。僕が受験する際にはこのアプリをiPhoneとiPad、更にはiPod touchにインストールして、移動中であれトイレ中であれ、食事中であれいつでも問題を解ける状態にしていました(アンドロイドのスマートフォンでインストール可能がどうかは不明です。すいません)。では、以下でWileyアプリの強みをみていきます。

強み1:ランダムに問題を解ける
このアプリは、各チャプターに問題数が数十個から数百個内蔵されていて、そのチャプターを選択するとランダムにその中から出題されるようになっています。一度に全て解答する必要も無く、5、25、50、100、ALLの中から選ぶようになっています。僕は時間が無いときは5問ランダム解くようにし、5問中4問(80%)以上正解を目指していました。時間があるときはALLを選び、全ての問題を解くようにしていました。もちろん途中でやめることも可能です。さらに、全てのチャプターから問題をランダムに解くことができます。チャプターをALLにして、100問解く形式でやると、本番に近い、「どのチャプターから出題されるか分からない」環境で問題を解くことができます。

強み2:書き込みが非常に面倒
このアプリには電卓機能と、画面をノートに変更して指で何かを記入する機能がついているのですが、こちらの使い勝手は良くありません。本番と同じように手元に紙を2枚と鉛筆を用意して、このアプリに取り組めば本番に近い環境になります。電卓もアプリ内蔵のものを使いましょう。自分の電卓に慣れてしまうと、本番のパソコン画面に出る電卓に戸惑うかもしれません。このように、このアプリを使用することで本番環境に近い状態で勉強をすすめることができます。

強み3:目の負担が本番に近い
このアプリを使用するためのiPhoneやiPadは、画面がパソコンとほぼ同じようになっています。本番は画質が少し荒いパソコンになるので厳密には違うとも言えますが、紙の問題集と比べた場合は限りなく本番に近いと言えます。ディスプレイを見ながら答えを選択する形式なので、本番に近い形で問題演習を行なうことができます。

その他にもアプリの強みとして、紙の問題集は重いですがiPhoneやiPadは全然重くない上に4科目とも持ち運べる、少しのスキマ時間に気負うこと無く問題演習ができるなどがあげられます。もしiPhoneやiPad、そしてiPod touchを持っている人は、是非アプリの購入を検討してみてはいかがでしょうか。デメリットは価格で、僕が購入した際は1科目につき約5000円もかかりました。しかし、紙の問題集の弱点をこの金額で克服できるのは非常にお買い得だと僕は考えました。

アプリの弱点としては、シミュレーションの問題が無かったり、各科目について教科書の要素が全く無かったりということがあります。アプリだけで合格する知識を得るのは難しいので、やはり他の教材の補助という形がベストだと思います。

以上がアプリの問題集についてでした。時間に余裕がある人は是非挑戦してみてください。僕はAUDとREGの際に使用しました。ただ、紙の問題集だけではダメという訳ではなく、本番に近い環境に慣れ、合格に近づくという目的でアプリを活用してみてください。

ではでは。

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posted by 鈴木明 at 00:58 | [USCPA対策] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月07日

問題集(本)

USCPA対策教材編、今回はUSCPA対策の中でも受験者が手に入れることが可能な情報が比較的多い方である、USCPA用の教材について書きたいと思います。

■問題集の数

僕の場合ももちろんそうだったのですが、勉強を続けていると、

「教材はこれだけで十分なのか?」
「他の教材の方が良いのではないか?」

という不安に襲われることもあるかと思います。僕も受験生時代、この件に関しては悩みました。しかし結論から書きますと、他の教材や自分の教材の評判を検索している暇があれば、今手元に持っている問題集を1問でも多く解いてください、ということになります。

なお、僕は教材の中でもテキストに関してはプロアクティブという予備校のものを使用していたので、今回は問題集に関しての話となります。ちなみにテキストはどこの予備校のものでも大丈夫だと思います。評判によっては内容が少なすぎるとか逆に範囲が多すぎるとか書かれていますが、結局は基礎の理解と問題演習の反復が合格には大事だと思うからです。

■一つの問題集を信じよう

USCPAに関しての問題集は有名なところだと数種類あります。Wiley、BISK、Gleimなどですね。実は僕はどれを選んでもそこまで大差が無いと考えています。もし大差があれば市場の原理が働いて、優れていない問題集は既に出版されていないはずです。それでも現在まで残っているということは、それぞれの問題集に長短があるのだと思います。

僕の場合、最初は予備校を選ぶ前にWileyの紙バージョンを購入して少し解きましたが全く分かりませんでした。本の内容自体は悪くなかったと記憶しています。予備校を選ぶと推薦問題集がBISKだったのでBISKを購入し直しました。BISKを解き始めた当初、問題の配置などがWileyの方が見やすく、戸惑いを感じましたが、最終的にはBISKの形式に慣れました。

予備校をプロアクティブに選んでからはBISKに集中して取り組みました。一番危険なのは点数が上がらない時期に問題集に欠陥があると思い込み、問題集に慣れる前に次々と新しい問題集に手を出し、全ての問題集に対して中途半端になることだと思います。可能であれば、同じ問題集を何度も何度も解きましょう。自分が今持っている問題集の評判にひどいことが書かれていても気にしないようにするべきです。批判する人はその問題集を使用して継続して勉強が出来なかっただけ、つまり合わなかっただけです。自分が良いと少しでも思えばその問題集に集中しましょう。

僕もBISKだけでは合格が難しいという意見を目にしてから不安になったのを覚えています。しかし、少なくとも確実にFARとBECに関してはBISKだけで問題ありませんでしたし、他の2科目もBISKだけで合格できたと思っています(受験時の後半にUSCPA受験対策として非常に優れたWileyのアプリを見つけたため、本番に慣れる目的でそちらのアプリも解きました)。

■紙の問題集の3つの弱点

ところで、紙の問題集には弱点があります。これはどの種類の問題集というわけではなく、紙の問題集全てに当てはまる弱点です。それは、ランダムに様々な分野から問題を解くのが難しいと言うこと、紙という性質上、書き込みが可能であること、本番環境との乖離の3つの弱点があげられます。

弱点1:ランダムに問題を解きにくい
何度も同じ問題集を解いていくとわかるのですが、問題集にある順番通りに問題を解いていくと、「17番の問題が○○についての問題で答えはCだな。ということは、次は○○についての問題で答えはBだ。」というレベルまで脳は記憶するようになってきます。最初は問1、次は問7、次は問3、といった具合にランダムに解いていくことがめんどくさいため、上記のような状態になり、答えを覚えている状態になりやすいのです。

弱点2:問題集に書き込める
これは弱点ではなく長所と捉える人もいると思いますが、僕にとっては弱点でした。問題文の重要箇所にアンダーラインをひきながら、または何かしらを書き込みながら問題を解いている人は特に注意した方が良いと思います。本番ではパソコンの画面に何かを書き込むことはできないからです。僕は問題集の問題欄には何も書き込みしませんでした。しかし、回答の解説はマーカーでチェックなどをしていました。この点はやはり本媒体ならではですが、本番の試験を考えると書き込みに慣れるのは若干危険だと思います。

弱点3:目を本番環境に慣れさせることができない
残念ながら、USCPAの試験はパソコン上で行なわれます。数時間に分かってパソコンの画面を見つめる必要があるのです。これは慣れない人にとってはそれだけで非常に厳しい試験となってしまいます。非常に目が疲れてしまうからです。紙の状態に慣れると、パソコンの画面は刺激が大きすぎます。本番に慣れないパソコン環境で数時間も試験を受けると、本来の実力を出せないかもしれません。

以上がUSCPA対策の教材編、本の問題集についてになります。もちろん本の問題集だけでも良いと僕は思います。やはり見たい場所をすぐに見られるし、シミュレーション問題も含まれているし、勉強と言えば本と言う方も多いと思います。しかし、上記のような弱点を抱えていることも事実です。そこで、その弱点を補うために、次回は本の問題集をサポートする形で僕が使用した、アプリケーションの問題集について書きたいと思います。

次の記事:問題集(アプリ)

ではでは。

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posted by 鈴木明 at 08:07 | [USCPA対策] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

勉強の比率について

今回はUSCPAを受験するにあたって、選択問題であるMQを中心に勉強するべきか、またはシミュレーション問題であるSIMに注力するべきかという、勉強の比率について書きたいと思います。この分野は予備校によって戦略が分かれていて、MQに偏っている予備校もあれば、SIMを大事にしている予備校もあります。そのような中で、僕がそれぞれの科目でどのような比率で勉強してきたかについて書いていきます。

<配点比率について>

それらの内容に入る前に配点について確認します。もう勉強を開始されている方はご存知の通り、USCPAの試験は4つの選択肢から正解を選ぶMultiple Choice Question(MQ)と、複合的な問題が合わさって出来ているSimulation問題(SIM)の2種類を解く必要があります。唯一BECは内容と配点が違いますが、残り3つの科目は全てMQが60%、SIMが40%の配点となっています。

■FAR、AUD、REG受験の場合

上記3科目ではどのような比率で勉強すれば良いでしょうか。僕の場合は、実際のところほとんどMQに偏った勉強をしていました。受験者時代に僕が使用していた問題集はBISKなのですが、全てのMQの問題を4回以上はいた後に、5回目を解く際についでにSIM問題を解いてみる、という方針でした。更に、SIMを解いている際も分からない問題があれば全く気にせずに気軽に飛ばすということもやっていました(MQでは飛ばした問題はありません。理解できるまで解答をじっくり見ていました)。その理由として、SIM問題といっても、しっかり問題を読めば実質はMQ問題の集まっている問題だということが分かったためです。一度解いてみれば分かりますが、MQが解ければ問題ないレベルの出題になっています。SIMだから難易度の高い問題がでるという訳ではないのです。本番の試験では、SIMと見せかけて実態は全てMQという問題もありました。MQで8割以上取れる実力がある人は、自然とSIMの得点率も高くなると思います。実際の試験では、MQの正答率85%、SIMの正答率70%という水準が理想ではないでしょうか。

その水準で試験を終えると
MQ:60%×85%=51%
SIM:40%×70%=28%
2つの合計79%で合格となります。この水準を目指して僕は勉強していました。

ただ注意点として、SIMの勉強、対策は全くやらなくてもよい、という訳ではないことです。SIMを解くことによって、出題分野の深い知識も得ることが出来ますし、MQでバラバラだった理解が一気に繋がって理解できると言うことも僕はありました。深い理解を得られることによって、MQの正答率もあげるというのが最高ではないでしょうか。

当初の目的であった勉強の比率をあげるとすれば、

  • 講義、教科書など、理論を知る:25%
  • MQを解いて、上記の理論を使えるものにする:65%
  • SIMで知識をつなげて理解する:10%

僕の比率はこのくらいだったと思います。実際にきっちり時間を図ったわけではないので、もっとMQや他の比率が高いかもしれません。鵜呑みにはしないでください。

■BEC受験

いきなり結論から言ってしまいますと、記述問題であるWritten Communicationの対策は一切しませんでした。以前は捨てる分野はゼロにした方が良いと言いましたが、これは分野を捨てるのでは無く、どのように勉強すれば効果が大きくでるのかが判断できなかったので対策しなかったということです。通信教育だったため、もし練習問題を解いたとしても添削してくれる人がいなかったという状況も関係しています。ただ、MQで科目の範囲に対する理解を深めておけば、本番にWCの内容を全く書けないということは無いと思っていました。MQの配点が85%と非常に大きいので、BECではMQで出来る限り満点を目指していき、WCは自分が持つ知識を総動員してとにかく何か書くという戦略でした。試験の内容は公表することを禁止されているため詳しく書けませんが、本番では「え?」という内容のWCが3問出題され、大学時代に勉強して理解していたことを必死に書くという状態でした。あのような問題が出題されるのであれば対策しても意味が無かったので、あれで良かったと思います。もちろん、余裕がある人はWCも対策した方がよいとは思います。

以上が、僕が勉強してきた中での勉強の比率になります。人によって勉強スタイルは様々ですので、もちろんこれがベストというわけではありません。少しでも応用が出来そうと感じれば是非やって見てください。ただ、自分の勉強スタイルと大きく変える必要は無いと思います。継続して勉強できる方は、自分のスタイルでも良いと思います。少しでも何かの参考になれば幸いです。

ではでは。

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posted by 鈴木明 at 00:02 | [USCPA対策] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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